悪者はウイルスを使って何をするのか?
こんにちは、三木谷です!
今回は悪者がコンピューターウィルスを使って何をたくらんでいるのかを解説していきます。
前回解説したとおり、コンピューターウイルスを作るのは人なので、コンピューターウイルスは人の何らかの欲求を満たすために存在しています。
つまり、コンピューターウイルスは人にとって意味のない動きはしません。
<コンピューターウィルスを作るのは人>
では、悪者はコンピューターウィルスを使って具体的に何をたくらむのでしょうか?
今回は代表的なものを3つ紹介します。
◯Webサイトの破壊
他人に対して嫌がらせを行うのが主な目的です。
例えば、世間に自分のコンピューターに対する技術力を見せつけたり、ニュースで紹介されているのを楽しんでいる系です。
また、自分の強豪に対して信用を失墜させるために行うケースもあると思います。
他にも中国が旧正月に日本批判のために攻撃するケースもあります。
◯情報搾取
コンピューターウィルスを使っての典型的な稼ぎ方が個人情報の転売です。
クレジットカード情報や、オンラインストアのアカウント情報などを盗み出し、闇で売りさばくのです。
買った人は、クレジットカードの場合だと、番号、有効期限、セキュリティコードなどを使って、オンラインストアの場合だと、ログインIDやパスワード等を使って買い物をします。
メールアドレスを盗めば、例えば架空請求を送ってお金を振り込ませる手口が有名です。
◯踏み台
自分が駒として扱われるケースです。
悪者がコンピューターウィルスを使って攻撃する時、ストレートに対象サイトと接触するとログから誰がやったかバレてしまいます。
そこでセキュリティ対策がされていないWebサイトを乗っ取り、そこから攻撃させることで自分の居場所を分かりにくくします。
例えて言うとオレオレ詐欺でおばあちゃんからお金を取るのは詳細を知らない人だけど、裏では暴力団組織が操っているのと同じ考え方ですねー
あと、DoS攻撃という多人数を使って狙ったサイトを一斉攻撃する一駒使いとして利用されるケースもあります。
他にも色々あると思いますが、ネット社会の悪いやつらは我々が知識のないことを良いことにやりたい放題してきます。
なので巻き込まれないよう、自身のセキュリティ対策はしっかり行っておく必要があります。
そのうえで、自分が何をされる可能性があり、何を守るかを考え、適切なセキュリティ対策を考えていきましょう!